第一章 学園都市の日常

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「よう、悠。お前はどうしてここにいるんだい?まさか家の鍵を落としたとかじゃないよな(笑)」 「その(笑)はなんだ、俺を怒らせたいのか。ケンカならいつでも買ってやるぞ。っていうか何故に俺が鍵を落としたのを知っている。」 「は、何故ですか?決まってるだろ、俺がレベル5のサイコメトリーだからだ。つか、お前俺の能力知らなかったっけ?」 この学園都市には0~7までレベルが8つに区分されている。一番下がレベル0、ようするに無能力者。そして最も強いのがレベル7の奴らでこの学園都市でも僅かに5人しかいないというレア能力である。 そんな解説をしながら駄弁っていると、正面からボロボロの女の子がフラフラになりながらこっちに向かってきた。
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