プロローグ

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「くっそ~、内藤の奴~思いっ切り蹴りやがってっ!!」 現在放課後。俺達は今帰り道の途中。 仁はまだ蹴られたことにグダグダと言っていた。 因みに内藤っていうのは仁を蹴った先生のことな? 「お前が悪い。いくらテスト直しの時間だからって騒ぎすぎだ、馬鹿。」 「テメッ!!また馬鹿っつったなっ!!」 「ん?おい、なんかあそこ、揉めてないか?」 俺達の正面の電柱のところで男3人、女1人が揉めている。 「おい、また無視かゴラ・・・・・・ってホントに揉めてんな。」 「なんかまずくないか?」 男3人の声が段々荒々しい感じになってきている気がする。
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