プロローグ

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・・・ここは何処だ? 俺は何故こんなところにいるのかすらわからない・・・。 「・・・・・・決着をつけようか。」 黒髪の男が俺に語りかけてくる。 「あぁ。」 俺の口が勝手に開かれる。 これはなんなんだ? 何が起きているんだ? 全く俺には理解が出来ない。 「まぁ、一対一・・・という訳にはいかないがな。」 黒髪の男の背後には二人の女の子の姿が見える。 「・・・数が増えたところで俺には支障はない。」 何人いても同じだ、と言わんばかりの物言いで俺は黒髪の男達を睨む。
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