プロローグ

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――――――――ろ また夢の続きなのだろうか? 何処からか声がする・・・。 ―――――――きろ 段々声がハッキリと聞こえてくる。・・・どうやら何度も呼んでいるみたいだ。 これも夢なのか? 頭がぼ~っとする。 ――――――おきろ ――――起きろ ―――起きろ! 「起きろっ!!響夜っ!!」 「おぉぉぉおおおぉぉっ!?」 耳元で叫ばれて、俺は奇妙な声を発しながら起き上がる。 ・・・というか立ち上がる。 しかも耳元で叫ばれたせいか、耳鳴りが起きている。
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