プロローグ

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「やっと起きたか・・・。もう昼休み終わるぞ?」 「な、なんだ仁か・・・。」 欠伸をしながら黒髪の男・・・仁にがっかりしながら椅子に座り直す。 「なんだ、じゃねーよ!飯食わねーのかよ!言っとくけど、残り10分しかないからなっ!?」 「うるせーな。人間飯なんか食わなくたって生きていけるって・・・。」 とか言いつつも、鞄から弁当を取り出す。 因みに俺特製弁当だ。 「言ってることと、やってること矛盾してんだけどっ!?」 「飯中だ。黙れ。」 時間が無いので、流し込むように弁当の中身を胃に詰めていく。 「あ゙ぁ゙この男はぁあああ!!!人の親切をぉおお!!!」 ・・・無視無視。
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