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でもまぁ、何はともあれ……。
「無事で良かった……」
「な、なにか言いましたか若林氏……」
春日が涙目になりながら、しかしどこか嬉しそうに聞いてきた。
「何でもねえよ。とにかくまだまだゴールじゃねえんだ、行くぞ」
「ちょっ、ボディブローが効きすぎて息が……もう少し休んで、」
「ついてこないなら、置いてくぞ」
「ちょ、それはなしでしょう若林! わかばやぁ~し!!」
「うっせぇ」
ボソッと呟いた後に、俺は軽く笑った。
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