オードリー編①

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でもまぁ、何はともあれ……。 「無事で良かった……」 「な、なにか言いましたか若林氏……」 春日が涙目になりながら、しかしどこか嬉しそうに聞いてきた。 「何でもねえよ。とにかくまだまだゴールじゃねえんだ、行くぞ」 「ちょっ、ボディブローが効きすぎて息が……もう少し休んで、」 「ついてこないなら、置いてくぞ」 「ちょ、それはなしでしょう若林! わかばやぁ~し!!」 「うっせぇ」 ボソッと呟いた後に、俺は軽く笑った。
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