第三章 悪魔

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それから一分もしないうちに、怪物はすべて爆発してしまった。 「やはり、貴方はかつての魔王様ではないのですね。」 木陰から見ていた翼の男が言った。 「なんだ、今のは!?」 アザエルは怯えるような表情で言った。 「多分大丈夫ですよ。怪物を倒したのは紛れもなくアザエルさんですから、自信を持ってください。」 ネフィリムが言った。 「そ、そうか?ならいいが。」 アザエルは少しだけ朗かになった。
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