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「んじゃ、俺買ってくるからお前席ちゃんと守ってろよ。」
そう言って昼飯を手に入れるために戦場へと足を向ける。
「昇!」
シンから声がかかる。
なんだ、心配でもしてくれているのか?…全く、心配性だな。こんな事で俺は死なない。必ず戻ってくるさ…。だから、心p「俺、しょうゆラーメンなー。後でお金渡すからーよろしくー」
……。
「…腐れろ、クソ野郎。」
「えぇ!?」
「いいから黙って腐れろ。このカス野郎。」
「ちょwwwおまwwwそれは言いすぎだろwwww」
悲痛な叫びをあげるシンを放っておいて食堂の券売機に向かうのだった。
「いやぁ、うまいなwここのラーメン。」
「そうだな。思ってたよりうまいわw」
「俺達の高校なんて、ラーメンクソまずかったからなww」
「確かに」
他愛もない話をしながら昼食を食べる。
シンと話しながら食べるのは実に1年ぶり位なので、なんかすごく懐かしい気がしてならない。
「…そういやさー。」
シンが急に、何かを思い出したように話題を振ってきた。
「何?」
「いやね。さっきの女の子なんだけどさ、お前と話したじゃん」
「…あぁ。それが?」
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