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「よーし!!部活だー!!」
「香鈴は元気だよねぇ…」
「なんでよ!!涼ちゃんも元気だしてー!!」
「無理ぃ…;」
涼ちゃんとジャージに着替えて教室を出て階段を下る。
「涼ちゃん副部長でしょ!!やる気出そーよ!!」
「部長の香鈴のテンションにはついていけませーん…」
「もー!!涼ちゃんテンション上げて!!」
ぁたしは階段の途中から、ぴょんと飛び降りた。
「着地せーこーぉ…!?」
「あ、ちょっと香鈴!!」
着地成功したと思ったが、バランスを崩して前へつっこんでしまった。
「おっと…あぶねー…」
転んだと思ったが、なぜか痛みを感じなくて、そんな声が聞こえた。
え、この声…
「大丈夫か?鳴沢。」
「う、内田くん!?////」
「怪我、しなかったか?」
見上げると、そこには憧れの内田くんの顔があった。
「あ、うん////だ、大丈夫…です…」
「そっか!!なら、よかった!!」
内田くんはニッと笑ってくれた…
「相変わらずおっちょこちょいな奴だなー香鈴は。」
「お、ちょ、た、大晴!?」
内田くんの後ろから大晴がひょこっと、顔を覗かせた。
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