第1話

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「普段しっかりしてんのに、たまに抜けてるよなー」 「あれ、大晴。先に部活行ったんじゃなかったのかよ?」 「まーな。ちょっと案内しててさ。」 そう言って大晴は自分の後ろを指さした。 「お、香鈴!!」 「大ちゃん!!」 タタッと走ってぴょんと大ちゃんに抱き着く。 「サンキューな。大晴!!どうにか香鈴に会えた!!」 「別にいいよ。大兄ちゃん。お礼代わりにまた一緒にサッカーしてよね。」 「おぅ!」 大ちゃんは今、サンフレッチェでプレーしてるため、家を出て暮らしているから滅多に会えない。 「すっげ…本物の鳴沢選手だ…」 大晴と大ちゃんと話していると、ぽろっと聞こえた言葉。 「あ、内田くん…////」 「内田くん?」 「あ、のね大ちゃん!!内田くんは勝希と大晴と同じサッカー部なんだよ!!」 「へー…」 内田くんがいることを思い出したぁたしは、慌てて大ちゃんから離れる。 「初めまして!!内田っす!鳴沢選手の大ファンなんでお会い出来て嬉しいっす!!」 「へーそりゃどーも^^」 …大ちゃん。 愛想笑いになってる…; ,
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