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「はぁ…」
「何ため息なんかついてんだよ?」
「…別に。」
「へー…内田くんねぇ…」
「大ちゃん!?////」
突然出て来た内田くんの名前に焦る;
「お前もそんな歳になったんだな。」
「そんなって何!?////」
「内田くんねぇ…父さんが聞いたら卒倒すんな。」
「うぇ!?」
「安心しろ。言わねーから。」
大ちゃんは何事もなかったかのように廊下を歩いて行った。
「香鈴もおっきくなってんだな…」
「そりゃね…;もう中2ですから。」
「兄ちゃんは寂しいぞー」
「はぃはぃ;」
大ちゃんは、わしゃわしゃとぁたしの頭を撫でた。
「しゃーねーな!!可愛い妹のために兄ちゃんが一肌ぬいでやるよ!!」
「大ちゃん…絶対よけーなことしないでよね!!」
そうして、職員室で先生に大ちゃんの事を紹介したら、快く大ちゃんを部活に交ぜてくれた。
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