第1話

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「涼ちゃーん!!遅れてごめんねー;」 「いいわよ!!イケメンのお兄さんに免じて許すわ!!」 「練習始まった?」 「いや?準備体操だけ。」 大ちゃんを勝希ん所につれてってから、ぁたしは自分の部活にむかった。 「涼ちゃんー…;ぁたし、今日なんかすごい疲れたかも…」 「あー。内田くんね。」 「涼ちゃん!!普通に言わないでよ!!」 「すんまそーん♪」 絶対すまないって思ってないし…; ボンッ!! 「あでっ!!」 後頭部に何かがぶつかった。 「痛ーッ!!何~!?」 「バスケットボールね。」 「はー!?バスケ部!?」 「香鈴!!悪ぃ!!ボールいった!!」 バスケ部でこの声… 「いずみん!!毎日毎日…絶対狙ってるでしょ!?」 「狙ってねーって!!」 「痛いじゃない!!」 彼は、“いずみん”こと泉崎遥太<イズミサキヨウタ> 「あんたらも毎日よくやるわね;」 「いずみんが悪いんだもん!!」 「だからわざとじゃねーって!!」 「もぅどっちでもいいわよ…」 いずみんのお父さんも、パパと同じサッカー選手だった。 ,
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