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「ただいまーママ!!ゆーちゃーん!?」
「ただいまー!!かーさん!!俺の数学の教科書はー!?」
帰って早々に、バタバタと走り回る。
「あら!!香鈴ちゃん！お帰り!!」
「ゆーちゃん!!久しぶりー!!」
「香鈴!!手洗ってきたのー？」
リビングに入り、ゆーちゃん事、柚莉お姉ちゃんに飛び付く。
「ほら、香鈴。手ぇ洗ってこいってさ。」
「大ちゃんの言う通り!!香鈴ちゃん、先に手洗って来て!!南雄(ナオ)も待ってるから!!」
「南雄いるの!?わかった!!手洗ってくる!!」
ぁたしは洗面所へと急ぐ。
南雄は、ゆーちゃんの息子。
まだ赤ちゃんで、もうすぐ１歳になる男の子。
「手ー洗って来たよー!!南雄ー!!」
「南雄、さっき起きたとこなの!!遊んであげてね!!」
「うん！あれ、懍<ラン>ちゃんは？」
「涼パパとお買い物♪」
懍ちゃんは、南雄のお姉ちゃん。
３歳の女の子。
「南雄ー!!」
南雄に駆け寄り、ギューっとする。
「南雄かわいー＞＜！」
「だー!!」
「ふふ、南雄は香鈴ちゃん大好きねー!!」
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