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「ただいま~!!」
「あ!懍ちゃん、つーちゃん帰って来たよ!!」
「ほんと!?つーちゃん!!」
玄関の開く音と、つーちゃん独特の可愛い声が聞こえた。
懍ちゃんはあたしから離れて玄関へ駆けていく。
「懍ちゃんじゃん!!じゃあ、お姉ちゃん来てんだ!!」
「つーちゃんおかえりー!!」
「ただいま~!!懍ちゃん!!」
懍ちゃんとつーちゃんが、リビングに入って来る。
「あれぇ~!?大ちゃんもいるんだ!!」
「なんだよ。俺がいちゃ悪ぃのかよ。」
「違うよー!!大ちゃん久しぶり~!!」
そう言ってつーちゃんは大ちゃんに抱き着く。
「うぇ。あっちーよ!!ひっつくなよ翼姫!!」
「いーじゃん!!久しぶりなんだもーん♪」
「は・な・れ・ろ!!」
「大ちゃん冷た~い!!」
大ちゃんは、つーちゃんを押し退ける。
「香鈴ー!!」
「なに??」
「これ。やるよ。」
「え?」
渡されたのは、一枚の紙きれ。
そこには、アドレスが書いてあった。
「大ちゃん。これ何?」
「アドレス。」
「誰の?」
「わかんねぇ?」
うん。なにこれ。
えっと…
soccer_df05-hayato.u@…
はやと…?
はやと………u?
u…U…
…;
もしかして…
,
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