第2話

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「わかんねーの?」 「え、いや…も、もしかして…」 はやと、という名前はうちの学校には3人。 そして、サッカーに関わる“はやと”くんは… 内田疾人<ウチダハヤト>くん… 「…内田くん?」 「お、わかってんじゃん。」 「だ、な、なんで!?」 なんで大ちゃんが、内田くんのアドレスを知ってるのかを問い質す。 「別に?いらねーの?」 「そーじゃないけど…」 内田くんにばれてないよね…? 好きって… 「内田ってダレ?」 「ひゃっ!?」 後ろからいきなりそんな事言われて、心臓出ちゃうかと思った…; 「し、愁ちゃん…??」 「おぅ。ソッコー帰って来た。」 「お、おかえり?」 「内田って??」 やば… いきなりばれてんし…; 「と、友達?」 「なんで疑問系?」 「…;」 うー…; どうやってごまかそう…; ってか、今日に限って愁ちゃん帰ってくんの早過ぎ!! 「愁斗しつけーよ。シスコンも行き過ぎっと嫌われんぞ。」 「兄貴はうっせーよ!!つか、なんで帰って来てんだよ!!」 「俺の家だからだろ??お前は行けもしない国立でも目指して練習してろよ。」 「なんだとォ!?」 助け舟を出してくれた大ちゃん。 でも、そのせいで喧嘩勃発…; 「う!る!さ!い!」 そこに、ゆーちゃんの鶴の一声。 ,
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