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「わかんねーの?」
「え、いや…も、もしかして…」
はやと、という名前はうちの学校には3人。
そして、サッカーに関わる“はやと”くんは…
内田疾人<ウチダハヤト>くん…
「…内田くん?」
「お、わかってんじゃん。」
「だ、な、なんで!?」
なんで大ちゃんが、内田くんのアドレスを知ってるのかを問い質す。
「別に?いらねーの?」
「そーじゃないけど…」
内田くんにばれてないよね…?
好きって…
「内田ってダレ?」
「ひゃっ!?」
後ろからいきなりそんな事言われて、心臓出ちゃうかと思った…;
「し、愁ちゃん…??」
「おぅ。ソッコー帰って来た。」
「お、おかえり?」
「内田って??」
やば…
いきなりばれてんし…;
「と、友達?」
「なんで疑問系?」
「…;」
うー…;
どうやってごまかそう…;
ってか、今日に限って愁ちゃん帰ってくんの早過ぎ!!
「愁斗しつけーよ。シスコンも行き過ぎっと嫌われんぞ。」
「兄貴はうっせーよ!!つか、なんで帰って来てんだよ!!」
「俺の家だからだろ??お前は行けもしない国立でも目指して練習してろよ。」
「なんだとォ!?」
助け舟を出してくれた大ちゃん。
でも、そのせいで喧嘩勃発…;
「う!る!さ!い!」
そこに、ゆーちゃんの鶴の一声。
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