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「「姉ちゃん…」」
「もう!!二人して何してるの!?香鈴ちゃん困ってるでしょ!?」
「「ごめんなさい…」」
いつまでたっても成長しない二人。
家族で集まる度に、言い合っては、ゆーちゃんに怒られる兄2人。
妹的には、いい加減にしていただきたい…;
「大ちゃんと愁ちゃんは、台所でお手伝い!!」
「「はーい…」」
「香鈴ちゃん!!」
「ん?」
大ちゃんと愁ちゃんを台所のところに追いやったゆーちゃんは、あたしをちょいちょいっと手招きで呼び寄せ、耳元でいった。
「メール。してきな?」
「な!!ゆーちゃん聞いてたのッ!?∑」
「しー!!涼パパに聞こえちゃうよ??」
「っ!!」
慌てて両手で口を押さえる。
「ちょっと聞こえちゃった^^」
「聞こえちゃったって…;」
「涼パパたちには内緒にしといてあげる!!」
ゆーちゃんはニコニコしながらそう言った。
「ほら!!恋せよ乙女!!」
「…;」
ゆーちゃんにそう言われて、とりあえず二階の部屋にある携帯を取りにいった。
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