第2話

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「「姉ちゃん…」」 「もう!!二人して何してるの!?香鈴ちゃん困ってるでしょ!?」 「「ごめんなさい…」」 いつまでたっても成長しない二人。 家族で集まる度に、言い合っては、ゆーちゃんに怒られる兄2人。 妹的には、いい加減にしていただきたい…; 「大ちゃんと愁ちゃんは、台所でお手伝い!!」 「「はーい…」」 「香鈴ちゃん!!」 「ん?」 大ちゃんと愁ちゃんを台所のところに追いやったゆーちゃんは、あたしをちょいちょいっと手招きで呼び寄せ、耳元でいった。 「メール。してきな?」 「な!!ゆーちゃん聞いてたのッ!?∑」 「しー!!涼パパに聞こえちゃうよ??」 「っ!!」 慌てて両手で口を押さえる。 「ちょっと聞こえちゃった^^」 「聞こえちゃったって…;」 「涼パパたちには内緒にしといてあげる!!」 ゆーちゃんはニコニコしながらそう言った。 「ほら!!恋せよ乙女!!」 「…;」 ゆーちゃんにそう言われて、とりあえず二階の部屋にある携帯を取りにいった。 ,
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