第2話

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「どーしよ…」 内田くんのアドレスの書いた紙を左手に持ち、携帯を右手に持ってベットに座る。 考えてもらちがあかないので、とりあえず涼ちゃんに電話してみることにした。 『もっし~』 「涼ちゃーん!!」 『な!何!?どーしたの香鈴!?』 「どーしよー!!」 涼ちゃんに泣き付くぁたし。 内田くんのアドレスを大ちゃんにもらった事を言った。 『何言ってんのよ?そんなんメールするしかないでしょ。』 「え、えー…;」 『せっかくのチャンスじゃない!!』 「うー…」 ものすごく病む…; もー無理!! 『送りなさい!!じゃ!』 そう言うと、涼ちゃんはブチッと勝手に電話を切った。 「ちょっと涼ちゃん!!…もぅ;」 「香鈴ー!!飯ー!!」 涼ちゃんの電話が切れてすぐ、リビングからパパに呼ばれた。 「はーい!!今行くー!!パパごめーん!!」 「おー。でも、今日は柚莉いるから手伝いしなくても平気だぞー。」 「ううん!すぐ行くよ!!」 パパにそう言って、とりあえず紙は机の1番上の引き出しにしまっておいた。 携帯だけ持って部屋を出て、階段を下りる。 「ママごめん!!」 「いいのよー。香鈴はいつも手伝ってくれるから、たまにはね!!」 ご飯の準備を手伝うのは、もう習慣みたいなもの。 「ママ!!なんで香鈴は手伝わなくてもいいの!?」 ママの言葉に突っ掛かるのは、つーちゃん。 ,
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