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ピピピピピ…
「ん…」
あ、目覚まし鳴ってる…
起きなきゃ…
「ん…まま…」
「…ん?…まま?」
眠い目を擦って隣を見ると…
「あ、そっか…懍ちゃんが来てんだっけ…」
懍ちゃんを起こさないように、そっと起き上がり部屋を出る。
「ふぁぁ…」
「でっけーあくび。」
「おぁ!!大ちゃん…」
部屋を出てあくびをしてると、大ちゃんにそぅ声をかけられた。
「そーんなでっけーあくびしてっと、内田に嫌われんぞ。」
「なっ!!∑内田くんは関係ないでしょ!!////もーやだ。大ちゃんなんか嫌い!!」
「は!?嫌いって…冗談だろ??」
「本気です!!大ちゃんのばーか!!」
「お、おぃ!!香鈴ッ!?」
ぁたしは、大ちゃんを無視して階段を下る。
「ママおはよー!!」
「なぁ!!香鈴ー!!冗談だぞ!?」
「あら、香鈴と大護おはよう!!」
ママに挨拶して、大ちゃんを無視しながら、テーブルに準備された朝食を食べる。
「なぁ香鈴!!」
「……」
「なーに?ぁんた達、喧嘩でもしてんの?珍しい。」
「母さん!!香鈴が、俺の事嫌いって!!」
大ちゃんが、ママに泣き付く。
「大護。ぁんたがなんかしたんでしょ??香鈴は理由もなくそんな事言う子じゃないもの!!」
「大ちゃんが悪いんだもん!!ママ、いただきまーす!!」
「どーぞ!!」
「えー俺ー!?…香鈴に嫌われた…」
大ちゃんはそんな事を言いながら、ふらふらとリビングを出ていった。
「あ、愁斗起こさなきゃ!!あの子、また朝練に遅れちゃうわ!!」
「あ、ママ!!ぁたしが起こしに行くよ!!」
「本当??じゃあ、お願い!!」
「うん!!」
ぁたしは、タッタッタッと軽い足取りで階段を駆け上がり愁ちゃんを起こしに向かう。
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