第4話

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「これで今日の部活を終わりにしまーす!!お疲れ様~!!」 一応部長である、ぁたしの掛け声で、放課後の部活が終わりになる。 「香鈴~!!教室に着替えに行こー!!」 「うん!!」 うちの中学には部室がないから、教室でジャージに着替えてから部活に行く。 「あ゛ー疲れた…香鈴、スマッシュの球出し、きわどいとこに出しすぎ!!」 「えーそう??」 「そう!ボレーもスマッシュも球出し、ぁたしん時だけ厳しいでしょ!?」 「だって、涼ちゃん他のみんなよりレベル上だからさ~♪」 部長のぁたしは後衛。 副部長の涼ちゃんは前衛。 「おつか、れ!!」 ぐぃっ!! 「う゛ぇ!!」 涼ちゃんとそんな話をしながら歩いていると、後ろから“ぐぃっ”と頭を押されて変な声が出た。 「~ッ!!大晴ッ!!」 「なんだよ?」 「なんだよじゃないでしょ!!痛いってば!!」 なんなのよ!!こいつ!! いつもいつも…!! 「大ちゃんに言い付けるからね!!パパにも!!愁ちゃんにも!!」 「げ!!それ無理!!」 「言わないわよ!!今、大ちゃんと喧嘩中なの!!」 「は??珍しいな??」 大晴にとって大ちゃんは、恐るべき存在らしい… 「ってか、その前に言うことがあるでしょ!!」 「??」 すっとぼける大晴。 このやろー!! 「そうだぞ大晴!!お前、今のは鳴沢かわいそうだぞ!!」 「え、内田くんっ!!///」 「疾人…ったく、本当にお前は王子様タイプだよな。」 後ろから大晴の肩に腕をまわして来たのは内田くんだった。 ,
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