第1話

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「もぅ、くっついちゃえば?いいじゃん、琴丘くん。」 「涼ちゃん!!〓」 大晴とは仲がいいけど、それだけ。 男友達以上のなにものでもない。 「大晴とはそんなんじゃないって言ってるでしょ!!」 「はぃはぃ…;香鈴が好きなのはサッカー部の人気No.1の内田くんだもんねー♪」 「涼ちゃんっ!?なんでそういうのおっきい声で言うの!?」 「あ、内田くん。」 「うっそッ!!////」 涼ちゃんの指差す先にいるのは、ぁたしの想い人…内田くん。 イケメンぞろいのサッカー部の中でも、人気No.1の内田くん。 「ぁんた面食いよね…」 「違いますーかっこいいけど、ぁたしが惚れたのは性格ですから!!」 「そんなでっかい声でしゃべってると、内田くんに聞こえるわよ。」 「う゛ッ!」 慌てて内田くんの方を見ると、内田くんがこっちを見ていた。 「りりりりり涼ちゃん!!」 「あらーやっぱ聞こえちゃってたのねー!!」 「どどどどどうしよ!」 廊下でテンパるぁたし。 「鳴沢!!」 「ふぁいっ!!////」 内田くんに呼ばれて咄嗟に返事をする。 うわ~なんか変な声出た…//// 「はよ!!」 「お、おはよ…////」 えっ? え~っ!?//// そう言って去っていく内田くん。 ,
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