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「勝希の教科書は…多分、愁ちゃんが持ってると思うけど。」
「は!?なんで愁兄が!?」
勝希は、大晴や内田くんと同じサッカー部。
小・中とチームでサッカーをしてきた勝希。
お兄ちゃん達の影響もあったみたいだけど、ずっと昔からやってた。
「愁ちゃんが、中学の範囲でわかんないとこあるからってさ。」
「はぁー!?」
「もう…;ぁたしの貸してあげるよ…」
「お!さんきゅ!!あとで愁兄におごらせるから!!」
そういうと、下の階にある教室に向かって走って行った。
「ぁんたン家、レベル高いわよねー。」
「は?何?涼ちゃん。」
「えーいや?鳴沢勝希って言えば、内田・琴丘に次いで人気じゃん?」
「そーなの?」
「それに香鈴のお兄さんもすごいかっこいいじゃない?」
うーん…
確かに大ちゃんはJリーガーで、すごい人気だけど…
「家での勝希とか知ってるから、それはみんな可笑しいと思うけど。」
「きっと、感覚ズレてんのね…だから内田くんなんてレベルを…」
「もー////それはいいでしょ!!ほら、涼ちゃん!!授業始まるよ!!」
「ほーい。」
ぁたしたちは、席について1時間目の社会の準備をした。
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