夢舞台

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さっきは夢であったということに気を取られていて気がつかなかったが 「俺の部屋に何で水嶋がいるの?」 その言葉に対し、水嶋の血の気が引いていくのが分かる 「ふざけんな!明日の入学式一緒に行こうぜ。俺んちの前に7時に集合なって言ったのはどこのどいつだ?」 「あ!!」 そういえば今日は俺たちの高校、龍ヶ浦高校の入学式だった 慌てて時計を見ると、とっくに7時はすぎて、7時半を指そうとしていた 「ヤベ!!」 ドタドタとベッドから飛び降り、睨んでくる水嶋を横目に制服の掛けてあるハンガーへ手を伸ばした
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