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自転車にまたがり、学校へと向かう。
学校へは自転車で20分程度。
遅刻ギリギリな時間だったため、必死に自転車をこいでいると、後ろから呼ぶ声が聞こえた。
「紗奈ー!おはよ~。」
親友の由奈だ。
「おはよー由奈。あんたも朝から元気やね。」
「まぁね!ってか、紗奈がテンション低いだけでしょ。全く低血圧なんだから!」
「まぁ、低血圧だけどさ…。あんたのテンションは異常だよ。」
「絶対由奈は普通だもんっ。ってか遅刻しちゃうよ!急ごう。」
「あ、そうだった。んじゃ急ぎますか。」
こんな会話もいつものこと。
2人は予鈴が鳴り響く中、教室に入った。
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