a fateful encounter with him

3/10
前へ
/12ページ
次へ
自転車にまたがり、学校へと向かう。 学校へは自転車で20分程度。 遅刻ギリギリな時間だったため、必死に自転車をこいでいると、後ろから呼ぶ声が聞こえた。 「紗奈ー!おはよ~。」 親友の由奈だ。 「おはよー由奈。あんたも朝から元気やね。」 「まぁね!ってか、紗奈がテンション低いだけでしょ。全く低血圧なんだから!」 「まぁ、低血圧だけどさ…。あんたのテンションは異常だよ。」 「絶対由奈は普通だもんっ。ってか遅刻しちゃうよ!急ごう。」 「あ、そうだった。んじゃ急ぎますか。」 こんな会話もいつものこと。 2人は予鈴が鳴り響く中、教室に入った。
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加