a fateful encounter with him

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「紗奈、由奈おはよー。2人仲良く遅刻かと思ったよ。」 「麻美おはよ。さすがにそれはないっしょ。あたし由奈と違って無遅刻なんだから。」 「ちょっと紗奈!あたしまだ今月1回しか遅刻してないよー。」 「由奈…。まだ今月始まって5日しかたってないよ。」 「うっ…。もう遅刻しないもーん。」 「はいはい。そのセリフも何回目やら。」 「うるさいうるさーい。」 「ふふっ。由奈と紗奈は相変わらずだね。」 「まぁ、幼稚園からの腐れ縁だしね。」 「そうそう。」 友人と朝の会話を楽しんでいると、もう一度始業のベルが鳴り響き、担任が教室に入ってきた。
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