猫に小判・豚に真珠

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「オッス白崎、昨日学校休みだったろ?新しいアクセサリーを買ったんだ」 「相変わらず無駄な出費が多いね君は。それで何を買ったの?」 「ふっふっふ。見ろぉ!20万もする純金のネックレスだぁ!」 「純金ねぇ。君みたいなのが付けたら豚と心中だよねもう」 「ふざけんなー!豚と心中するぐらいのショックか!?そんなに似合わねぇのか!?そんなに俺は貧乏臭いのか!?」 「う~ん……猫のごはんだね」 「20万もする猫のエサなんか聞いたことねぇよ!価値観どうなってんだテメーは!」 【豚に真珠】 【猫に小判】 価値のわからない者に高価な物を与えたところで何の意味もないということ。黒崎くんが純金のネックレスを着けたところでかえってアンバランスとなり逆効果です
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