復讐

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 次の日俺は学校に行った。正直何やってんだろう、と思ったのだが昨日真希と約束しちゃったしその後源次からも行けと言われたから、なんか行かないわけにはいかなくなってしまった。 「おはよう!来てくれたじゃん?」  俺に話しかけるのはあいかわらず小野だけだった。どうやらクラスと俺のパイプ役のようだ。 「練習っていつやんの?」 「今日1限体育だからそん時」 「1限だけ?」 「何、もっとやりたいの?でもテスト前だからそこしかもらえないんだよなぁ」 「あっそ」  練習といったってたかがしれている。適当にパス練してスパイク打ってミニゲーム。でもみんな一生懸命にやり、ついつい俺も本気になっていた。ほとんど知らなかった名前もなんとなくわかりはじめ、授業終わりには少しだけ仲良くなった。でも俺は体育だけやって帰った。やっぱり学校は嫌だった。  映画行ったり本屋寄ったりして時間を潰し少し早めにみゆきに行った。マスタ―が居るだけで客もいず、真希もまだ来ていなかった。 「いらっしゃい。真希ちゃんならまだ来てないよ」  マスタ―も毎日来ている俺とは顔見知りのようなものなのだ。
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