復讐

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 次の日も俺は朝から学校へむかった。昨日はあの後真希と源次の3人でさっきまで飲んでいたのだが、どうも足が学校にむいてしまっていた。学校に着くと今までとは違い、男連中から声をかけられた。 「フォーメーションとかどうする?けっこう重要じゃん?」 「俺打ちてえなぁ」  話しかけられると悪い気はしない。ギャングやっていても1人っていうのは嫌なもんなんだ。 「まだわかんねぇや。これから練習して上手くなったやつから使ってくから」 「じゃ練習すっしかないなぁ」  俺はまた練習だけして学校をさぼった。集団スポーツはやると団結力生みだすものでこの2日でもうみんなと仲良くなった。周りの雰囲気に流されたみたいで俺もクラスマッチで優勝する気でいっぱいだった。  俺はそれから毎日学校に行き昼間はバレーの練習をし、夜は源次たちと飲んだ。テストもちゃんと受け、一夜漬けのおかげなのかなんとかギリギリで20点は越えた。これでいっきにテンションはクラスマッチにむかっていた。 「いよいよ明日クラスマッチだな」 「まぁ勝てるだろ」  上手くなったかと聞かれるとそんなことはないけどある程度の基本はできたのではないだろうか。もう思いきりやるだけだろう。
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