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「薫さんってかっけぇ」
俺はおもわず呟いた。
電光石火のような勝利は勿論だが、自分の信念を貫いている男のオーラのようなものに完全に魅力されていた。
「だろ?お前もそう思うだろ?俺たちなんか気合うな。お前名前なんてぇんだ?」
「確かに合いそうだな。俺は大輝。鈴木大輝。お前は?」
「俺は桜庭源次。よろしくな?」
薫さんと他の白ギャンのメンバーが帰っていくのを脇で見ながら、俺は源次と握手をした。俺はこの日、俺の人生を大きく変える人物に出会ったんだ。薫さんと源次という2人に。
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