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「ごめん、別れよう」
俺がそう言うと、ほんの3日間彼女だった女は俺の腕にしがみついた。
「なんで?!ヨシくん、あたし何か悪いところあった?!
それなら直すから――!」
そんな様子を冷静な瞳で見ながら、泣きながらしがみついている手を離す。
「付き合って気持ち変わるかなと思ったんだけど、やっぱり君のこと可愛いとも好きだとも思えないんだ。
はっきり言って、こういうのちょっとウザイかな」
そう言って冷たい視線で女を見た。
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