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茨城県土浦市永井の県立中央青年の家(大曽根徹所長)で、
共同宿泊学習に参加していた土浦市立都和中の生徒延べ54人の下着や
Tシャツなどが盗まれていたことが12日、分かった。
青年の家は土浦署に被害届を提出。同校も同日、
緊急の保護者会を開くなど対応に追われた。
青年の家や同校によると、同校は今月8日から4泊5日の日程で共同宿泊学習を実施。
10日午後2時10分ごろ、生徒らの
部屋の荷物が荒らされ、
女生徒39人や男子生徒3人の下着やTシャツ、ジャージなどが盗まれていたという。
翌11日午後8時20分ごろにも、生徒らが野外でのキャンプファイヤーを
終え、自室に戻ったところ、男女生徒12人の下着やTシャツなどが盗まれていた。
青年の家は宿泊定員200人で、各部屋の定員は8人、2段ベッドに宿泊する形態。
外部からの出入り口は4カ所で、最初の被害時には出入り口や
各部屋の施錠はしていなかった。
翌日は、正面玄関を除き3カ所の出入り口を
施錠するなど対応をとったが、被害に遭った。
同校は10日、市教委指導課に事件の概容を報告。
12日には学校の体育館に保護者を集め、「子供たちもショックを受けているので、
家庭でも見守ってほしい」などと理解を求めた。
中川久夫校長は「学校側にも責任があり、今後このようなことがないよう再発防止に
全力であたる。楽しい記憶に残るはずの行事なので、
2度とこんなことが起きないよう努力したい」と話していた。
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