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愛する男性と結婚したものの、自分が処女でなかったばかりに、相手を落胆させてしまう。大半の女性がまだティーンのうちに初体験を済ましてしまう今どき、「嫁はバージンじゃなきゃやだ」なんて贅沢をいう男性はそういないと思うが、ナタリアさんの夫は古風なタイプだったようだ。
ロシア人女性、ナタリア・Kさんが結婚したのは24歳の時。しかし、彼女は、結婚前、過去に付き合っていた別の男性に処女を捧げてしまっていた。
夫はそのことが悔しかったらしく、思わず彼女にぐちってしまった。それを聞いたナタリアさんは、夫に償いをしようと心に決めた。
夫婦は結婚してそろそろ一年目を迎えようとしていたが、結婚記念日のお祝いにと、彼女は処女膜再生手術を受けに形成外科クリニックを訪れた。
妻から「処女」をプレゼントされた夫はたいそう喜んだという。ナタリーさんは、翌年も夫に同じ喜びを与えようと、処女膜を再生するためクリニックへ出向いた。そして、その翌年も、翌々年も・・・。
そうやって、彼女は毎年のように再生手術を繰り返していたのだが、6度目にクリニックを訪れた時、とうとう医師らに手術は体に危険だからと反対されてしまった。それでも、ナタリアさんはクレーム放棄の同意書にサインして、手術を強行した。
なんとも健気な女心だが、彼女は後日、集中治療室に送られる事態に陥った。術後、彼女は軽い感染症に罹っていたのだが、免疫系が弱っていたために、それにやられたそうである。
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