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コバルトブルーの水面を風が強く撫で始める
波はしぶきをあげ陸に向かい駆け抜けた
太陽は燦々とこの星を照らし表面から水気を吸い上げる
それは真っ白に高く舞い上がり雲となった
空はすべてを知っているかのように平然とその顔を青く染める
誰かが笑った
“何も心配することはなかったんだ”
空の民は一部始終を見ていた
空の民はすべてを知っていた
僕も知っている
“時間がすべて解決してくれる”
そしてまた雨が降り注いでくれることも・・・
NEVER END
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