出会い

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専門学校に通う様になってから 私は気の合う仲間とますます仲良くなり 平凡な日々を送っていた。 けど爽やかboy 浜田くんとは、私が意識しているせいか 微妙な距離感があった でも、すごい好きとかとは違って 何か気になる存在って感じ だからまだ周りには言ってなかった。 調理実習の時に 一緒の班になり、ドキドキした事 ちょっと目があってドキッとした事 浜田くんが後ろからきて 私に膝カックンをしてきた事 どれも、女子高では味わえない トキメキライフである いやぁー 膝カックンをされた時は舞い上がりましたね~(笑) 今考えれば 膝カックンなんて 友達どうし いたずらな挨拶がわりにするんでしょうが クラスの誰でもない 私にだけ~♪ 私だけに膝カックンをしてくれたぁ~♪ なーんて 選ばれた気になってました。 選ばれたっつーのは ちょっと大袈裟ですが 舞い上がってたのは事実です。 なんせ、cherryガールですからねぇ~ しかも男の免疫が三年間あまり無い訳ですから 男の子と喋ったり 冗談でじゃれあったり 特に気になる存在だった訳ですから こんな私が 膝カックンをされたら 天にものぼる様に舞い上がってしまうである(笑) 膝カックン… ああ~膝カックン♪膝カックン♪ 小さな恋の物語である そんな舞い上がる日々も長くは続きませんでした。 風の噂で 彼女が居る事が発覚 彼女は地元の子らしい。 ちっ! ミキの小さな恋物語は ここで封印する事となるのである (`ε´)
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