2、従順

4/10
前へ
/103ページ
次へ
ピクリと耳が反応してしまったのが自分でも分かり、それによる羞恥心で耳が熱を持ち始めた。 クスッ 「もしかして、耳弱い?」 「…そのようですね。」 「こんな時までそんな冷静な返答なのな…」 そう言いながら後ろからお腹に腕を回し、体ごと引き寄せる秀人に、特に抵抗もせずに応えた。
/103ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2009人が本棚に入れています
本棚に追加