2、従順

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「…そう言いながらも誘ってるようにしか見えないんだけど?」 濡れた瞳に、蒸気した頬。息も少し荒くなっており、座っていても身長差があるために、自然と上目使いになってしまっていた。 もちろん奏子は無意識だが、大抵の男には破壊力抜群の格好となっていた。 が、当の本人は意味が理解出来ずに小首を傾げる。
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