3、情事

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図星を突かれた奏子は、秀人の問いには答えずに、首に腕を回し、距離を縮めた。 「あの…、何も問題はありませんので、続けていただけますか…?」 少し小さな声でそう言うと、一瞬躊躇ったようにピクリと秀人が反応した。 「奏子ちゃん…、この時点で分かっても、止められるわけないじゃん…」 そう言い終わった途端に、ゆっくりと律動を始めた。 「言っとくけど、初めてだからって容赦はしないよ…?」
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