1、秘書

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「相変わらず細かいね。そんなに俺が来るのが待ち遠しかったの? でも、あいにく遅刻ではないよ?ちょっと受付嬢と戯れていたら時間を忘れてしまっただけで~」 「さようでございますか。それでは、本日の予定で…「ちょっとちょっと!そこは突っ込むとこでしょー?」 きょとんとした目で、重厚な革張りの専務用のソファにボスっと腰かける秀人を見ながら、 「は?」 と、つい口から出てしまった。
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