おれ＝しょた。

はじまりはとうとつに。

魔術で溢れるこの世界において、魔術の基礎になる陣を知らない奴など居ない。
まず、基本の五大属性
炎(ｴﾝ)
水(ｽｲ)
雷(ﾗｲ)
風(ﾌｳ)
地(ﾁ)
の陣。
これらは五大属性をそれぞれ陣に込めることで使うことが出来る。

そういえば属性について話してなかったか？
魔力には今言った五大属性と特殊属性がある。
五大属性は上の五つで、特徴は
炎は攻撃魔術が主。
中距離の魔術が多い。

水は防御魔術と治癒魔術。
長距離の魔術が多い。

雷は攻撃魔術が主で、純粋な攻撃力は炎に負けるが速さはどの属性よりも上。
近距離用。

風は攻撃、探索魔術が主。
かなり広範囲に使えるので探索などには持って来い。

地は防御魔術が主で、中、長距離用。

こんなものだ。
次に、特殊属性は、
光(ｺｳ)
闇(ｱﾝ)
音(ﾈ)
癒(ﾕ)
無(ﾑ)
の五種類がある。

簡単に説明すると、
光や闇や音は名の通りのもので、光は攻撃魔術、闇は防御魔術が多い。

音は攻撃魔術が主だが、使い方によって幅広い魔術を扱うことが出来る。
癒は治癒魔術のみ使える属性で、他の属性の治癒魔術とは比にならない程の効力を持つ。

無は転移などの補助魔術の属性で、誰にでも扱うことが出来る。

と、まぁ簡単にだとこんな感じだ。

因みに属性の優劣は
炎→風
風→土
土→雷
雷→水
水→炎
といったように一周していて、特殊属性は
光→闇
闇→光
と二つは互いに打ち消しあい、残りの三つは優劣は特にない。

人によって違うが大体の人は一人二、三個の属性を持っている。
特殊属性の無を除く４つは珍しく、あまり使い手は居ない。

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