落ちる5人

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玖壇「そぅ熱くなるな!ただのタラシの旭じゃお前にはどうせ勝てないんだからな」 大樹「わかってんじゃんよ!」 旭「お前等、すき放題言ってんな。俺だってな、本気を出せば不良の一人や二人・・・」 優「旭に出来るわけないじゃん」 旭「・・・・・・・・・・・・」 優はよく、酷い事を何もないようにサラッと言う。 旭「あ、ヤベ。涙出てきた・・・」 玖壇「悲しいヤツだな」 夏実「でも、玖壇なら不良の一人や二人楽勝でしょ?」 玖壇「あぁ」 大樹「お前、なんでそんなに剣道強いわけ?」 玖壇「いや、自分自身くらい自分で守れるようにな・・・」 夏実「へぇ~。私は喧嘩や争い事は嫌いだから」 玖壇「女なんだから、当然だ」 玖壇は微笑みながら夏実の頭に手を置いて撫でる。 まるで、恋人。いや、兄と妹。
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