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玖壇「そぅ熱くなるな!ただのタラシの旭じゃお前にはどうせ勝てないんだからな」
大樹「わかってんじゃんよ!」
旭「お前等、すき放題言ってんな。俺だってな、本気を出せば不良の一人や二人・・・」
優「旭に出来るわけないじゃん」
旭「・・・・・・・・・・・・」
優はよく、酷い事を何もないようにサラッと言う。
旭「あ、ヤベ。涙出てきた・・・」
玖壇「悲しいヤツだな」
夏実「でも、玖壇なら不良の一人や二人楽勝でしょ?」
玖壇「あぁ」
大樹「お前、なんでそんなに剣道強いわけ?」
玖壇「いや、自分自身くらい自分で守れるようにな・・・」
夏実「へぇ~。私は喧嘩や争い事は嫌いだから」
玖壇「女なんだから、当然だ」
玖壇は微笑みながら夏実の頭に手を置いて撫でる。
まるで、恋人。いや、兄と妹。
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