独眼竜とその右目【玖壇】

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玖壇「うわぁぁあぁぁーー!!?ど、どこまで落ちんだよぉ!?」 玖壇は絶叫しながら落ちていた。 兵1「なぁ?なんか、声聞こえねぇかぁ?」 兵2「あ゛ぁ?聞こえねぇよ、別に」 兵1「いや、叫び声が聞こえた気がしたんだがな・・・」 兵2「気のせい、気のせい!きっと疲れてんだっ・・・」 ドンッ!!! 兵2「ぶっっ!!?」 兵士の一人が、上から落ちて来たなにかに潰された。 勿論、落ちて来たのは玖壇である。 玖壇は兵士を下敷きにし、なんとか無傷で助かった。 玖壇「ってぇ~~・・・!!」 兵士1「な、なんだテメェ!?何者だぁ?どこの軍のヤツだぁ!?」 玖壇「はぁ?一体、なんの事だ?軍?」 兵士2「っってぇぇ~~💢。しらばっくれるんじゃねぇよ!上から落ちてくるなんて普通は思わねぇだろぉがぁ!?」 そう言いながら、兵士は腰を摩りながら立ち上がる。
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