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「仕方ない…陸太。高岸もチームに入れてくれないか?」
「人数が多いのはちょっと都合が悪いんだけどな~まぁいいよ。」
「本当!?ありがとう!」
高岸は飛び上がって喜んでいた。
俺はゲームが始まるまで参加者に話し掛けてみることにした。
「あの…」
さっき帰ろうとしていた赤いブーツの女に話し掛けた。
「なによ。」
まだ不機嫌みたいだ。
「名前とか教えてくれませんか?俺は北条誠也です。」
「私は宮岡冴子。美容師をやってるわ。それよりこのゲーム何なのよ!」
「俺に言われても…」
その後もずっと愚痴を聞かされた…
宮岡さんから解放されると、中学生だと思われる男の子に話し掛けた。
「僕は小荒井祥です…あの、もういいですか?1人にさせてください…」
顔が不安そうだった。
俺は小荒井から離れると、体の大きい男に話し掛けた。
「俺?俺は若倉俊一だ。初めに言うが、俺はこのゲーム負けるつもりないから。」
若倉さんは自信に満ち溢れていた。
そして、ゲーム開始の5分前になった。
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