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八月六日 放課後
メグルの高校の補習は午前で終わる。
「暑いですな」
メグルは完全にだらけていた。
完全無欠のだらけ方だった。
「アスカ～、今日アスカの家に行ってもいい？」
「あん？今日は・・・だめだな。明日だったらいいけど」
アスカは団扇で自分を煽ぎながら言った。
メグルはえ～、とか言いながら滴る汗を拭う。
「じゃあ、アスカの家には行けなくていいから、アスカの昼食を私にくれ」
「それが目的かよ」
アスカが呆れきった顔で言った。
「だって～家に帰ってゴハン作るのめんどくさい」
メグルはゆっくりと立ち上がり、決意に満ちた顔でアスカを見た。
「今日、私は昼飯ヌキです」
「体に毒だからやめなさい」
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