3/17
前へ
/133ページ
次へ
大分都会から離れたせいか空は突き抜ける様な青さだった。 「でも母さん、なんで急に来てくれなんて言ってきたんだろ?おかげで貴重な休みが潰れちゃったよ。」 「お母さんだって康ちゃんの顔見たいんじゃない?たまにはいいじゃない、ドライブみたいで。」 「青い顔してよく言うよ。」 康志は見えてきたパーキングエリアに車を進める。 康志は空いていた駐車スペースに車を止めた。 サイドブレーキを引き康志と一葉は車を降りる。 外は車の中と違いムンとした暑さだった。
/133ページ

最初のコメントを投稿しよう!

52人が本棚に入れています
本棚に追加