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大分都会から離れたせいか空は突き抜ける様な青さだった。
「でも母さん、なんで急に来てくれなんて言ってきたんだろ?おかげで貴重な休みが潰れちゃったよ。」
「お母さんだって康ちゃんの顔見たいんじゃない?たまにはいいじゃない、ドライブみたいで。」
「青い顔してよく言うよ。」
康志は見えてきたパーキングエリアに車を進める。
康志は空いていた駐車スペースに車を止めた。
サイドブレーキを引き康志と一葉は車を降りる。
外は車の中と違いムンとした暑さだった。
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