―オマケ3―

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「赤ちゃん見ました?」 彼女の問いに笑顔で答える。 「口元が君に似ていた」 彼女はフフッと笑った。 「まだ分かりませんよ」 彼女の髪を梳きながら汗も一緒に拭ってやる。 彼女は気持ち良さそうに目を瞑った。 「瑠璃…俺の子を産んでくれて有り難う」 そう言うと彼女は照れた様にまた笑った。 産まれたばかりの我が子をまじまじと見ながら思う。 (……小猿…いやいやいや…俺の子か…) 数年後、この小猿と瑠璃争奪戦を繰り広げるのは言うまでも無い。 .
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