出会い✨

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(あぁ~本当面倒くさい。無視無視!) 「待ってって言ったよ?僕以上に日本語出来ないの?」 「はぁ?」 そう言う彼をよく見ると…… 「チャン…」 叫ぼうとした口を大きな手で塞がれる。 「叫ぶのなら僕の方が得意。静かにして。出来る?」 うんうんっと頷くと、 「じゃ~離してあげる。」 そっと口から手が離れる。彼の手の感触が唇に痛いくらいに残ってることに胸が高鳴る。 「名前は何?」 「はい?」 「名前聞いてるの。分からない?日本語。」 「分かります!誰の名前聞いてるんですか?」 「はぁ~、君だよ。君の名前。」 「!!」
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