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「なら親御さんの連絡先は?」
「それも向こうは、突然連絡も寄越さずに帰って来ますから、知らないんです。」
「なら今は、1人暮らし同然なわけ?」
「はい。残念ながらそういう事なので帰らせていただきます。」
刻は、そう言いながら職員室を出て行った。
それからしばらくぼ~っと家に向かって歩いていると…
ドカッ
「うっ…」
何か物を蹴ってしまったのかと思ったがそれは、明らかに人だった。
ヤバイこいつ気失ってる!
もしかして俺のせい?
と思いきやなにやら熱があるらしい。
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