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オクトーブの小屋がグシャグシャに破壊され事務所がひどく荒らされていたのだ。
最初は強盗かと思ったのだが、よくみると猪のヒヅメの跡。そう、犯人はオクトーブだった。騒ぎの張本人の姿はもうなく、ただ荒らされた研究所だけが残っていた。
「やっときてくれたか、アタルトゥ君。」
そうゆうと奥から傷だらけのイグロウリ所長がはいずってきた。
「しょ、所長だいじょぶですか!?」
「やっぱりケモノはケモノだ。あんな汚い動物、さっさと始末しときゃよかったんだっクソッ!!」
イグロウリ所長はどうやら乱心していたようだ。アタルトゥもこの状況にパニックになってしまった。
するとそこにネーメがやってきた、手にはナイフを握っている。ネーメは叫んだ。
「偽りの日々ももう終りだアタルトゥ!貴様に復讐するためにずっと素の自分を隠してきたがもう今で最後だ!おまえは絶対に許さない!!!覚悟しろアタルトゥ!!!地獄へ落ちろ!!!」
アタルトゥは叫んだ。
「節子、それドロップやない!インディアンや!!!!」
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