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「…そんだけだ。
なんとなーく今あいつなにしてんのかな～って思っだけだ。
そんでさっきなんとなーく呟いたってだけ。」
「廣太未練あり系？(笑)」
幹弘の不適な笑みを眺め俺は無性にぶん殴りたくなった。
「…ねーよ。」
今はもう昔話。
なんで今さらになって弘奈の事を思い出したんだろーか。
ただ制服から外れた第1ﾎﾞﾀﾝが俺の過去をよみがえらせるきっかけとなったのは言うまでもなく…。
そしてもう彼女と再び接点を持つことだってきっとないんだ。
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