プロローグ

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とある冬の日… ちゃ~ちゃ~ちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃらっちゃ…… (着信音:残酷な天使の○ーゼ) 信彦「もしもし…?」 あまりの寒さに布団の中で電話に出る 「信君?あたしあたし」 信彦「なに…?」 沙酉「嬉しくないの~?愛しのお姉様からのお電話よ?」 信彦「眠いんだから…早く用件をいって…」 けだるい感じに言ってみると… 沙酉「も~…用件は信君の声が聞きたかったからよ」 信彦「そっか…じゃね…」 沙酉「まってまってぇ!?」 信彦「用件を…」 沙酉「信君?寮長をやりなさい」 信彦「なに…?いきなり」 沙酉「いやいや…私風越の寮の寮長(管理人)やってるじゃない?」 信彦「たしか…女子寮だったか…?」 沙酉「そんでね?大学で交換留学の話がきたのよ」 信彦「どこ?」 沙酉「フランス」 信彦「そんで?」 沙酉「んで…寮長が居なくなっちゃうから…信君…お願い」 信彦「寮生にやらせらんないのか?」 沙酉「学園に聞いたら…成人もしくは男性の人にって…信君は成績優秀だから大丈夫よ」 信彦「俺も風越の生徒なんだが…」 ましては女子寮だ…なにかあってからじゃ遅いし 沙酉「学園側の許可はもらったし…信君だって学園から近いほうがいいでしょ?だからお願い」
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