二人の主人公

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…青い空。雲一つない。逆に気持ち悪いくらいの晴天だ。   ?「だる~い~」   オレの名前は長谷川 レイ(はせがわ)下の名前が漢字じじゃないのは後でわかる。   ?「そりゃごもっとも。やってらんねぇよ…」   こいつの名前は長谷川 ゼロ。兄貴だ。そう、漢字で書けば二人とも零となるから、カタカナで。   レイ「お前は昨日サバゲー行ったからだろ?」   兄貴はサバイバルゲーマー…エアガンなどを撃ち合う楽しい趣味を持っている。   ゼロ「お前は道場でカタナの素振りしてただろうが!」   オレの趣味は多彩だ。特に刃物の扱いならだれにも負けない自信がある。まぁ、エアガンの腕もそこそこある。   レイ「あ~…確かに。まぁ、毎日だりぃんだがな…」   ゼロ「だなぁ…よっと!」   二人して大学の校舎の屋上に寝そべっている。   二人は今日もまた、平凡な毎日が始まると思っていた。
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